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ワッカン~
資料として気になる街角
撮っておきや! (by UFO先生)
八坂神社は、標高400mの通称宮山の山腹に南面して建立されている。
当社の祭神は明治40年に岐尼神社に合祀されたが、スサノオの尊を主神としており、
地域では牛頭天王とも呼ばれている。
スサノオ尊は神話で有名なヤマタノオロチを退治した荒神であるが、
いつの頃からか本来牛神であった牛頭天王と合体し、人の病(疫病)や農作物の病害虫、
さらに牛の病をも退散させる効験は住民にとってかけがえのない祭神であったと思われる。
毎年5月8日に行われる「御田植え祭」(おんだ)の神事は中世にはじまり、
今も大切に保存継承されている。
こうした信仰が根強い神域に、千古斧を振るわなかった「シイ」(ツブラシイ)が現存する。
幾世紀も生き続けた樹齢に神秘性を感じた人々が、
神木として畏敬の念を持ったのも自然の姿と言えよう。
(看板より)
(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)
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