其の一阡弐百五拾八
怪しい親爺輪っぱの会 別館 一人歩き編です。
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撮影日 2014年11月19日 木曜日 アップ日 2016年08月24日 水曜日 |
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ワッカン~ 資料として気になる街角 撮っておきや!(by UFO先生) 淡路市の北、高速船のジェノバラインが発着する岩屋港のすぐ側にある絵島は、 平家物語の月見(巻五)にも登場する美しい小島です。 1180年、福原に新都が移された頃、貴人たちが、舟を出して、 絵島を愛でながら歌会を催したと記されています。 西行法師 「千鳥なく 絵島の浦に すむ月を 波に移して 見るこよひかな」(山家集) (歌意:千鳥の鳴いている絵島の浦の澄んだ月を、波に移して見ている。 今夜の月は何と美しいことだろうか。) もうひとつ、前左兵衛督惟方が、粋な和歌を詠んでいます。 「帰りきて とふひとあらば 見すばかり 絵島をこれに うつせとぞ 思ふ」(玉葉集) 歌意:帰ってきた時、みやげ話を求める人があったら見せられるように、 有名な絵島の景色をこの扇に写してきて欲しいと思って、 絵のない扇をあなたに差し上げるのですよ。 この歌は、藤原惟方が。藤原資隆が塩湯(今でいう温泉治療)を浴びに淡路の方へ行くとき、 絵のない扇を送る際、扇の片隅に書き付けた歌だそうです。 (淡路市HPより) お仕事よ!お仕事~ (※=マウスポインターを画像上に置いて下さい) |