古/いにしえの面影       其の一阡弐百壱拾六

怪しい親爺輪っぱの会 別館 一人歩き編です。

(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)

撮影日  2016年01月30日 土曜日
2015年10月03日 土曜日
アップ日  2016年03月01日 火曜日
大阪府豊能郡能勢町天王(天王のアカガシ)

ワッカン~
資料として気になる街角
撮っておきや!(by UFO先生)

天王峠(てんのうとうげ)は大阪府豊能郡能勢町内にある峠。
峠は一般的に兵庫県(篠山市福住)との境界と認識されているが、峠の地点は大阪府に属している。
国道173号(峠の地点は天王トンネルの天王地区側入口に接する)となっているほか、旧道が存在する。
加古川水系の水無川と、武庫川水系の羽束川が接し、両水系の分水界をなす。
古くは丹波街道(丹州街道)の摂津国と丹波国の境に聳えており、商人達が通る場所となっていた。
1978年(寛政10年)に刊行された「摂津名所図会」では「脚木摺峠」(すねこすりとうげ)と明記されている。
峠の近くには1962年(昭和37年)に地元民により建立された「丹州街道古民謡の碑」があり、
古い歴史を物語っている。

境界については古くから摂津国と丹波国の間で論争がたびたび起こったとされている。
17世紀末の1699年(元禄12年)、丹波国多紀郡福住村が峠の所有権と国境の位置を巡って京都奉行所に提訴している。
その後奉行所で論争が始まるが、相手側の摂津国能勢郡天王村は「脚木摺峠(現在の天王峠)は摂津国の領地である」
と主張し論争は大騒動に発展したが、結果は天王村が勝訴したという。
1876年(明治9年)峠付近の府県境が確定したことにより、峠部分は大阪府に属することとなった。
(Wikipediaより)


(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)

R173号旧道脇に石碑が~            (2015.10.03)


丹州街道古民謡碑     (2015.10.03)
天王大坂七廻り
身過ぎなりこそ一夜おき
越すは丹波のお蔵米
九里に九つ峠を越えて
いこか池田の大和屋へ♪


池田の酒荷は、まず牛馬で広芝、あるいは、神崎・下川原へ運ばれる。
次いで、そこから小型廻船(小廻し)に積み替えられ、安治川・伝法まで送られる。
そののち、江戸へ酒を専門に運ぶ樽廻船に再び積み替えられ江戸まで廻送された。
(池田市HPより)

池田の酒造人
元禄10年(1697)
満願寺屋九郎右衛門、大和屋十郎右衛門、大和屋庄左衛門、菊屋甚兵衛、大和屋仁右衛門、大和屋伊兵衛、
清水屋七左衛門、鍵屋平兵衛、小部屋五郎兵衛、鍵屋松右衛門、菊屋源兵衛、山本屋太郎右衛門、
山本屋重左衛門、山本屋平太夫、菊屋市右衛門、大和屋十兵衛、小部屋七郎右衛門、大和屋源次郎、山本屋庄三郎、
満願寺屋十兵衛、山本屋新助、大和屋仁左衛門、満願寺屋新三郎、升屋小兵衛、油屋長兵衛、小部屋七兵衛、
上池田屋庄兵衛、満願寺屋佐右衛門
明和8年(1771)
大和屋金五郎、大和屋常次郎、大和屋十左衛門、山城屋仁兵衛、山城屋治郎兵衛、満願寺屋九郎右衛門、
山城屋伝兵衛、満願寺屋忠左衛門、菊屋茂兵衛、大和屋長兵衛、鍵屋六左衛門、塚口屋六兵衛、大和屋兵五郎、
大和屋源兵衛、油屋蝶、油屋衛、干鰯屋五郎右衛門
文政9年(1826)
大和屋庄左衛門、大和屋大三郎、大和屋金次郎、山城屋治郎兵衛、加茂屋虎之助、
大和屋清兵衛、樽屋かく、大和屋太右衛門
天保3年(1832)
丹波屋市右衛門、綿屋かど、加茂屋利恵、油屋勘四郎、甲字屋復吉、豊島屋もと、樽屋りう、
小部屋文兵衛、米谷屋吉次郎、山城屋繁太郎、大和屋竜次郎、大和屋慶助、西田屋倉次郎、油屋伊助、
西田屋与兵衛、問屋たつ、大和屋源兵衛
(池田市HPより)

阪鶴国道開通記念      (2015.10.03)
開通昭和58年
昔は酷道と呼ばれた未舗装の旧道だったと
昭和42年のドライブマップに書いてました。

摂丹関阯と呼ばれた~

 左が新国道
右が旧酷道

※旧道は車両通行止め…

駐車スペースの脇から、侵入します。

※鳥居は、トンネルの上に位置します。
鳥居潜って~

南無妙法蓮華経
髭題目です。

急坂を登って~
標高50m程登って。。

※天王稲荷
地理院図面にも神社が載っていない…

真新しい社殿です。

※脇に屋根瓦が落ちてました。
旧社殿のものでしょうか?

トンネル方向を見たら~
コレがアカガシ?
と思って~

見上げても~
小さいなと感じました…

※キョロキョロと~
 天王のアカガシ
登り口の看板を再度確かめて~
幹周りが5.2m
高さは22m
さっきのは違うなぁと~

※分かりにくいなぁと~

村の水源地脇を通って
道が伸びてます。
 

道は先に伸びてます~

おお~っ!
会えました。。。
家内と比べてもデカ!!

※根上がり~

スタジオジブリの世界…

※見上げたら~
ほぅと溜息が…

アカガシの上に位置する
磐座

※中には~
お不動様?

アカガシの脇には、旧天王村社(大梵天王)跡と思われる~
社が…
天王稲荷も境内だったのでしょうか?

※中は地蔵様?

間伐が必要な
杉林に~
二本佇んでいます。

※また来ますわ!

やはり、持ってるものはUPして
資料的に残さねば…
気を抜いたらあきません~
何時のが出てくるか判りまへんで!
袖すり合うも他生の縁~
いつまで知った景色があるのやら。。

頑張ってボチボチ更新中…^^;
古の人の息吹を感じながら~
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